オーケストラを引っ張る楽器オーボエとは?

オーボエはダブルリードの楽器

オーボエは、見た目はクラリネットによく似た黒っぽい縦型の管です。細い管の先はやや広がっています。銀色のキイがついていて、指で音程を調整します。

オーボエはダブルリードの楽器です。オーボエのリードはケーンと言われる葦の一種を使って作られています。2枚のリードを合わせて両端をくっつけると、中央に少しすき間ができて、ここを息が通ります。演奏中のリードは細かく震えていて、このすき間はものすごいスピードで閉じたり開いたりを繰り返しています。

リードの調整は難しく、プロのオーボエ奏者は自分でリードを作っています。

息の調整が難しい楽器

オーボエは、息を吹き込む穴が狭いため、なかなか管の中に息をふきこむことができない楽器です。他の楽器では途中で息が足りなくなることも多いのですが、オーボエではどちらかというと、息が余るような感じです。吹く息が少しずつで済むので、長いメロディを演奏する時は一息で吹くことができます。その代わり、長い間息を止めているような状態が続き、ブレス には時間がかかることにもなります。

オーケストラの音合わせはオーボエが基準

オーケストラでは演奏前に最初に全ての楽器がラ(A)の音を出し、音合わせをします。演奏が始まる前のワクワクする瞬間です。この時、最初の音を出すのはオーボエです。なぜオーボエが最初に音を出すのかについては諸説ありますが、オーボエは音の高さを変えられるのはリードのみなので、音程が調整しにくい、ということから、オーボエの音に他の楽器が合わせることになったようです。

ダブルリードの木管楽器の一種です。「オーボエ」という名前にはフランス語で「高い音の木」と言う意味があります。オーケストラでは木管楽器群の高音域の重要楽器です。